上京パパの中学受験奮闘記(2022年受験)

地方から上京してきた父親が長男(現小4)の中学受験に右往左往するブログです

漢字を覚える速さ

息子は暗記が得意な方ではなく、小学校の百人一首暗唱等の暗記系の課題にはとても苦労してきました。

また、1、2年の間は漢字を覚えるのも苦手でした。

 

そのため、通塾当初は、早稲アカの毎週の漢字テストに相当な不安を抱いていました。

 

早稲アカでは毎週6個の新しい漢字をそれぞれ2個ずつの熟語と一緒に覚えなければなりません。12個の新しい熟語を覚えるというのは暗記が苦手な息子にはかなり大変な作業です。

最初の1~2回は暗記に苦しみで、息子も漢字の勉強をするのをとても嫌がっていました。6個を一気に覚えるのは無理だったので、3個ずつに分けて2日に渡って覚えさせるという風に時間をかけて進めていました。

ところが、回を重ねて行くごとに新しい漢字を覚えるスピードが上がっていきます

今では、横で見ている僕が拍子抜けするぐらい、するっと覚えてしまいます。

 

どうやら既に知っている漢字が増えてきたため、その組み合わせで新しい漢字を覚えることができるようになり、記憶の負荷が減っているようなのです。

例えば、『終』という漢字を『糸』と『冬』という既に形を知っている漢字の組み合わせとして覚えるといった具合です。

 

以前は、『漢字やるよ!』って言うと『絶対ヤダ!』と駄々をこねて大変だったのですが、今では『漢字と算数どっちからやる?』と聞くと『漢字から』と先に選ぶぐらい漢字学習への抵抗感が和らぎました。

 

国語の読解問題の弱さを克服するために、漢字だけは少しでも先取りで覚えさせたいと思っていたので、漢字への苦手意識が早々に解消したのは嬉しい誤算でしたね。

 

また、毎週小テストがあるというプレッシャーがかかる環境も、漢字学習の意欲につながっている部分があると思います。

先週などは、塾の前に『漢字テストが不安だから、ちょっと漢字の勉強してから行く』と息子の方から言い出したらしく、妻が驚いていました。

 

自分から勉強するなんて今まで一度も言ったことがないですからね。

他の優秀なお子さんに比べると誠に低レベルなのですが、息子にとっては大きな成長です。

 

息子は、小学校のテストでも100点を取りたいと思わず、また、ミスで90点になってしまっても『惜しかった』とか『ミスをしてくやしい』とか一切思わない、競争心が欠如したタイプなのですが、どうやら早稲アカの小テストでは100点を取りたいという気持ちがわずかながら芽生えている模様です

 

そのささやかな気持ちが、今後、マンスリーテストや模試で『いい点数を取りたい』『上位になりたい』という意欲となり、最終的には『あの中学校に合格したい』という強い願望につながっていくといいですね。

 

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