過保護とスパルタ教育の相克 3月28日(小2春休み)
僕が過保護すぎるのか、妻がスパルタすぎるのか、我が家の永遠のテーマです。
運動系の習い事の春休み集中特訓1日目を終えた息子が、2日目以降に行きたくないと駄々をこねました。
聞くと、普段の練習より疲れるので辛いとのこと。
初日は不慣れもあるしもう1日だけ行ってみてから考えようと渋る息子を説得し、その日の午後に予定していた楽しいイベントも餌に、なんとか2日目にも参加させました。
2日目から帰ってきた息子に尋ねると『1日目より楽だった』とのこと。
最終日まで行けそうと言うので安心していました。
ところが、3日目の朝に、また『行きたくない』と言い始めました。
僕は、集中特訓は一時的なものだし、そこまで行きたくないのなら休めばいいと主張したのですが、妻は『やめ癖が付くのは良くないので行くべき』との一点張りです。
妻に言わせると、僕が息子を甘やかしてつけ入る隙(休むという選択肢)を与えるから、息子が休みたがるとのこと。
妻の言うことには、確かに一理あります。
息子はすぐに楽な方に逃げる癖があるので、親がある程度プレッシャーをかけ誘導していかないと、克己心が育たないままになってしまうのも事実だと思います。
一方で、2日目の夜に久々に夜驚症状が出ており、集中特訓が過剰なストレスになっているのではないかという心配もありました。
甘えがちな子供には一定程度のスパルタ教育は必要だと思いますが、親のプレッシャーが本人の許容範囲を超えたストレスとなってしまっては、本末転倒です。
僕が見る限り、息子はかなりメンタルが繊細な部類に属していると思われ、特に慎重な対応が必要と考えています。
今回の件だけではないのですが、息子の拒否反応が、躾けるべき単なる甘えの範疇なのか、避けるべきストレス超過の兆候なのか、本当に判断が難しくいつも悩ましいです。
結局、3人で話し合いをし、本当に辛ければ4日目以降休んでも良いという条件に息子も最後は納得して、3日目も参加することになりました。
どんな様子だったか心配していたのですが、妻によると『何の問題もなく、ケロッとした顔で帰ってきた』模様です。
妻の見立てが正しく、僕の杞憂だったのかもしれません。
中学受験以前のレベルの悩みが多く本当に情けないですが、子育ては本当に難しく奥が深いです。