上京パパの中学受験奮闘記(2022年受験)

地方から上京してきた父親が長男(現小4)の中学受験に右往左往するブログです

計算の順序と暗算  4月5日(小3)

早稲アカの授業で『割り算』と『計算の順序』の単元が終了したことにより、四則演算とカッコ付き加減乗除混合の計算式が理屈上は解ける体制になりました。

あくまで理屈上では、です。

 

当然のごとく、飲み込みが良くない息子は、計算の順序にかなり苦戦しています。

特に、28×3-14+16=のように、引き算の直後に足したらぴったりはまる足し算があると、14+16を先に足してからその答えの30を引いてしまう間違いを何度も繰り返しています。

14+16がぴったり30になるので足したくなる気持ちは分かりますが。。

 

また、一塊の掛け算と割り算や、足し算と引き算は順不同であることには理解が及んでいません。

 

そのため、以下のような問題は重複した加減や乗除を繰り返すことになっています。

7×(28+3)÷7‐5=

35+64÷8×2‐35=

 

掛け算・割り算→左から順番という基本がしっかり定着していないため、現段階では敢えて教えないことにしました。

これについては計算順序についての習熟度合いを見てから、教えようと思います。

 

また、文章題を一つの式で表す演習、2つの式を一つにまとめる演習も、()を付けるかどうかがいまいちピンと来ていない模様です。

 

あまりに定着が悪いので、ネットで拾ってきた計算順序の無料ドリルを別途やらせています。

その中で、『2桁×1桁の掛け算』と『2桁̠-2桁の引き算』の暗算が弱いことが判明しました。

 

確かに、2桁×1桁の掛け算や2桁―2桁の引き算については、筆算の演習はかなりやりましたが、暗算はそれ専用の練習をしたことはなく、できなくても仕方がないのかもしれません。ただ、自分が子供の頃は筆算するのが邪魔くさくて、自然に暗算するようになっていた気がします。

 

息子本人が筆算よりも暗算が楽だと気が付くまで、じっくり待つべきなのかもしれませんが、目の前の計算問題をやる際に2桁×1桁や2桁-2桁をいちいち筆算しているといくら時間があっても足りません。

そこで、こちらも無料ドリルで毎日数問ずつ練習させることにしました。

 

他の同級生が算数の思考力を鍛えている時に、基礎的な計算力の強化に時間を割かなければならないのはかなりの周回遅れ感があります。しかし、これができない状態では思考力も何もあったものではないので、地道な練習で固めていくしかないですね。

 

しかし、妻が以前から指摘していた息子の算数についての飲み込みの悪さは想像以上かもしれません。

僕的には算数の光るセンスはないものの普通の理解力はあると評価していたのですが、計算の順序という算数のかなり序盤でつまづいてしまっている現状を考えると、息子はこの先も算数で相当苦労しそうです。

 

愚痴っても仕方ないので、親子で頑張るしかないですね。

 

【メモ】

  • 2桁+2桁の暗算 (習熟度90%)
  • 2桁‐2桁の暗算 (習熟度20% ドリル演習中)
  • 2桁×1桁の暗算 (習熟度50% ドリル演習中)
  • 2桁÷1桁の暗算 (習熟度30% 簡単な暗算は自然にできている。様子を見てドリル演習へ)
  • 計算の順序 (習熟度50% 基本的な理解はあり ドリル演習中)
  • 引き算・足し算の順不同(習熟度0 順序の定着後導入)
  • 掛け算・割り算の順不同(習熟度0 順序の定着後導入)
  • 2式を1式にまとめる演習(習熟度20% 基礎問題繰り返し)
  • 文章題を1つの式で表す演習(習熟度30% 割る数に()が付くパターンが苦手 基礎問題繰り返し)

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