上京パパの中学受験奮闘記(2022年受験)

地方から上京してきた父親が長男(現小4)の中学受験に右往左往するブログです

公文進捗 4月6日(小3)

ついに3年生がスタートしました。

 

3年生になり早稲アカも週2体制になります。

早稲アカが週2となることで、塾以外の運動系の習い事×2(各週1日)と公文(週2日)の整理を迫られました。

色々悩んだ結果、ただでさえ少ない運動量をこれ以上減らす訳にはいかないという判断から、公文を週1日に削ることで微調整しました。

 

その公文ですが、なかなか進捗が芳しくありません。

息子は小2の12月から公文を始めたのですが、今週からようやくCの110番台(九九の逆と割り算)に入りました。

息子が早稲アカに通い出す前は、息子の学習については妻に丸投げしていたため、公文の進捗も把握してなかったのですが、通塾開始以降は公文と早稲アカの復習とで限られた勉強時間を取り合うことになるため、公文についても僕が管理するようになりました。

 

公文算数は最初はスムーズに進んでいたものの、2桁×1桁の掛け算(筆算・C51~100)のセクションからは進みが停滞し、結局、2桁×1桁の掛け算で丸1カ月を費やすという結果になりました。

筆算の計算そのものは早くなっているものの、延々と続く計算に飽きが来ており、数問解いては休み、プリントのおもてが終わっては休み、1枚終わっては休みと、勉強効率があまりに悪い状態が続いていました。

計算スピードも速くなっていますし、解き直しも多くないため、なぜここまで執拗に同じセクションを繰り返すのか、息子に足りないのは何のか(スピード?正確性?)を教室に問い合わせてはどうかと妻に相談したのですが、妻はプロの判断に任せるべきの一点張りで突っぱねられてしまいました。

 

しかし、息子の進捗をそばで見る限り、2桁×1桁の筆算に1カ月もかけるのはいくらなんでもやりすぎな気がします。

せめて、後半の半月ぐらいは暗算の練習に費やすべきだと思いました。

 

実は、公文の2桁×1桁の掛け算(筆算形式で表示)は、本来は繰り上がりの数を書かせず暗算で解くものらしいのです。ところが、教室によっては筆算を許容しているところもあるそうで、実際、息子の教室では繰り上がりの記入はOKでした。

ただ、繰り上がりの数を書くことを許容すると、問題の算式が筆算の形で表示されている以上、子供は楽な方(筆算として解くこと)に流れてしまいます。

実際、後半の2週間は、繰り上がりの数を書かずに暗算で解くように息子を説得したのですが、筆算の方が楽だからと激しく抵抗され、渋々筆算のままやらせることにしました。

子供を説得できない親が悪いと言われてしまえばそれまでなのですが、そんなに簡単に言うことを聞いてくれる子供なら苦労はしないです。

愚痴っぽくなってしまいましたが、これについては教室の先生から暗算でするように指導が欲しかったですね。(教室の先生にお願いするべきか本気で悩んだのですが、プロに任せるべき教の熱心な信者である妻に、強烈に反対されまたもや断念しました。)

 

または、暗算の指導徹底が難しいのであれば、構成上C50~70は筆算形式、C80~C100は暗算形式という風にセクションを明確に分け、筆算を習得したら暗算に移行するというステップ式にしてくれるといいなと思ったりしました。(C90台には申し訳程度に10問に2問ぐらいの割合で暗算形式の問題があります)

 

結局、2桁×1桁の暗算は、公文とは別にドリルで練習させています。

 

塾の進度との関連でいうと、早稲アカのクラスでは既に割り算と計算の順序が終わっている状態で、それに関連する応用問題や文章題での習熟を図ろうとしている時に、単純計算力を強化するための公文が単元的に後追いにする形になるのは望ましくありません。

 

息子については親の判断ミスで公文開始が遅れたため今更嘆いても仕方がありませんが、下の娘が同じように中学受験をするならば、やはり小学校2年生で最低D(分数の導入部分まで)までは終了しておきたいところです。

 

ただ、娘に公文算数をやらせるかは正直迷っています。

公文の一つの単元を執拗なまでに繰り返すやり方を目の当たりにすると、できることの繰り返し学習が大嫌いだった子供の頃の自分がこれをやれるかと言われると絶対無理だからです。

市販のドリルを活用し、娘の進捗度に応じてある程度まで習熟したらどんどん次の単元に進める方式の方が、子供の精神的負担も軽くなるでしょうし、結果としての進捗も早まる気がします。

中学受験のみを考えるならば、計算力強化は各子供に完全に合わせたオーダーメイドの家庭学習で進めるの方が良いかもしれません。

 

一方で、僕が公文算数に期待しているのは高校数学での活躍であり、中学、高校以降の数学の単元について、親が子供の習熟度を正確に評価し、適切な教材を適時に与えていくのはかなり難しいように思います。

長期で見ると、小学低学年から淡々と公文を続けるのが正解という結論になるのかもしれません。

 

いずれにしても、子供はそれぞれ個性が異なりますので、公文が合う子もいれば、合わない子もいるでしょう。

結局、子供の性格に応じて、公文を使うかどうか、どのように活用するのかを親が判断していくしかないないのでしょう。

 

いろいろ書きましたが、僕自身に公文の経験がないので、公文のプリントの内容や進め方には個人的にとても興味があります。息子には悪いですが、僕の好奇心と娘の学習ための実験台として、このまま頑張って貰おうと思っています。

 

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