上京パパの中学受験奮闘記(2022年受験)

地方から上京してきた父親が長男(現小4)の中学受験に右往左往するブログです

中学受験の辞め時

4月マンスリーの結果とは無関係に、その少し前から、中学受験を辞めるかどうか、それをどのタイミングで決断すべきなのかについて、夫婦で話合ってきました。

 

直接の契機は、春期講習中にその日の学習単元をその日中に復習しようとしたところ、息子が絶対無理だと暴れて出したことです。

 

4年生が始まったばかりで勉強量が最も少ないこの時期にこんな状態では、学習量が2倍に増えるらしい5年生以降を乗り切ることなど到底できません。

嫌がる息子に勉強を強制することで、息子の精神に悪影響が出ることも懸念しています。

 

また、特に算数で、勉強したことがなかなか身に付かないという受験適性の無さも以前から気になっていました。

運動神経がない子供がいくら頑張ってもスポーツができるようにならないのと同様に、受験も適性がない子供はいくら頑張っても難しいのかもしれません。

 

夫婦で話し合った結果、受験を辞める時期と基準について以下のように決めました。

(息子には一切伝えておらず、夫婦間での合意事項です)

 

①勉強態度の面では、息子の勉強耐性が今後上がらないまま、4年生の夏期講習時の勉強時間に耐え切れず、春期講習と同じように爆発を繰り返すようなら、夏期講習をもって受験を辞める。

②成績面では、今年の12月末までにベットの上位3クラスまで成績が上がらなければ、受験を辞める。

 

成績面については、我が家ではαクラスやトップ校を狙っている訳ではないのですが、息子の通う校舎の過去の合格実績ではベット上位未満からは中堅校にすらほとんど合格していないため、足切り基準をそこに設定しました。

時期については、あくまで目安であり、息子のやる気や勉強態度が改善されていれば、柔軟に延長する予定です。

 

やはり、②成績よりは、①勉強耐性が重要だと考えています。 

 

また、結果的に辞めるにしても在塾中は最善を尽くすため、勉強や生活習慣についていくつか決断をしました。

 

①公文算数を6月末で終了する

本当はFの最後まで行きたかったのですが、Sapixの復習に専念するため止めることにしました。小学生の計算の概念はほぼEまでで学習済みのため、Fの途中で終了するデメリットは少ないと判断しました。最終的にはF80か90ぐらいで終了になると思います。

現状公文の算数にかけている20分/日をSapixに回すことができるので、学習時間の余裕はかなり出てくると思います。

 

②勉強時間を少しずつ伸ばす

息子の1回の勉強時間(勉強に耐えられる時間)は、小3で早稲アカに通い始めた当初の20分から、今は40分まで徐々に伸びてきています。これを今後もゆっくりと伸ばしていくつもりでしたが、40分の勉強時間では4科目の勉強量に対応できなくなっていることから、夏期講習までに現状の40分から60分に伸ばしたいと思います。

GW中から既に50分勉強を開始しており、現状は息子は適応できている様子です。

7月ぐらいに更にもう10分伸ばし、60分/回に耐えられる状態にして、夏期講習に臨ませたいと思います。

 

③テレビ禁止

我が家は自分達夫婦も含めてテレビを見すぎだったのですが、息子がやるべき小学校の宿題をせずにテレビを見てさぼっていたことをきっかけに、家族全員がテレビを見ないことに決めました。

テレビのコンセントを抜いて1カ月以上経っていますが、今はテレビを見たいとたまにこぼすのは妻ぐらいです。

息子は強く反発するかと思いましたが、自分だけが見れないのではなく家族全員が見れないことに納得したのか特に反抗もなく、3日目ぐらいにはテレビのない生活に慣れたと言い出す始末で、もっと早くこうしておけばよかったと後悔するぐらいです。

 

テレビを生活から排除したことで勉強時間が増えることはありませんでしたが、テレビを見るなくなるとダラダラする時間が減り、その結果のんびり雑談したり、学習まんがを読む時間が増えました。当時は、たかが受験のためにしかもまだ4年生の段階でそこまで娯楽を切り捨てるのかと逡巡もしましたが、今振り返ると非常に良い決断だったと思います。

 

なお、ゲームについては、息子の唯一の趣味であり、また時間管理が比較的出来ているので、こちらは以前と変わらずの運用にしています。勉強後のゲーム時間は勉強する動機付けとストレス解消にもなっているので、ゲームの時間は今後もできる限り守ってあげたいなと思っています。

 

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