上京パパの中学受験奮闘記(2022年受験)

地方から上京してきた父親が長男(現小4)の中学受験に右往左往するブログです

4年7月組み分けテスト結果

7月組み分けテストの結果が出ました。

 

7月組み分け 60>算>理>3科>4科>55>国>50>社

 

【過去】

6月マンスリー 算>4科>3科>理>60>社>55>国>50

4月マンスリー 社>60>55>4科>理>算>3科>50>国>45

 

クラスは1クラスダウンですが、ブロックは維持できたので、我が家にとっては上出来の結果でした。

特に、息子は今のクラス(ブロック)の四科目の先生が全て過去最高に面白いととても気に入っているので、今の体制で夏期講習を受けられることを強く願っています。もしかしたら、夏期講習は講師陣の入れ替えがあるのかもしれませんが。

 

科目別には以下の状況でした。

 

■算数

大問1~3で、正答率が高い問題を2問落とす。

大問4~6は、小問1、2で得点を取っている問題もあり。

正答率が低いものは、軒並み手が出ず。

 

いつもどおり難問は解けませんが、小問を取りに行っており、悪くない状況です。

ただ、息子の算数能力的には、計算ミスを無くす以外にはこのあたりが上限のような気がします。

算数でこの調子を維持しつつ、他の科目を底上げしていくしかないですね。

 

■国語

漢字で平均点以下、語彙で平均点以上で、知識問題トータルでは概ね平均点でした。

もともと、漢字の学習体制は現状ではかなり緩いという問題認識があり、改善していく必要があると思います。ただ、漢字学習の時間がどこにあるの?と言いたくはなります。漢字学習の替わりに何を削るか、悩ましいところです。

 

読解文については、物語文がかなり良く出来ており、説明文は壊滅状態でした。息子は、日頃の学習の時から、説明文には苦労しており、納得の結果でした。

現状、国語の読解については、時間配分上、優先順位をかなり下げており、夏期講習でも同じ対応をせざるを得ないと思われますので、短期的なテコ入れは諦め、長期視点で地道にやっていくしかないと考えています。

 

■理科

理科は偏差値はそこそこでしたが、点数としてもう少し取って欲しいところでした。

僕自身がまだ問題を読めておらず、どんな問題をどこで間違えたかを分析できていないので、復習テスト後に見直しをしたいと思います。

 

■社会

社会は、クラス分け対策として最も力を入れた科目だっただけに、平均点以下という結果に少々危機感を覚えています。

知識のインプット自体は七転八倒しながらもなんとかできているので、アウトプットする過程や知識の関連付けに問題があるのかもしれません。

いずれにしても、日々の学習の仕方が間違っている可能性が高いと考えられ、これは完全に僕の責任です。

社会については、復習テスト後の分析と見直しで、勉強のやり方の変更も含めて考えてみたいと思います。

 

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新4年生7月組み分けテスト

7月の組み分けテストが終わりました。

 

我が家では自己採点はしない方針なので、成績速報が出るまでは結果が分かりません。

 

ただ、アップされた答案をざっと見る限り、算数と社会に空欄が目立っていました。

国語は第一問の漢字で空欄・珍答が目立ったので点数的には厳しそうです。

 

現状息子は、マンスリーを回すことで精一杯で、組み分けテストに万全で臨むのは無理な状態です。

組み分け対策も理科と社会で精一杯頑張りましたが、いまいち消化不良でした。

 

親としてはクラス落ちも覚悟の上ですが、息子はここ2回のマンスリーでクラスが連続アップしベット上位まで昇りつめ『下剋上だ』と気を良くしているので、クラスが落ちたとしても同じブロックの下位クラスに引っかかってくれたら嬉しいです。

 

小学校でも、『誰がクラスアップした』『誰が何クラス落ちた』という話題が普通に出るようで、今までテストの成績など気にしたことのない息子が『よい成績をとって皆に凄いと言われたい』『アルファに上がってみたい』などと競争心の片りんを見せてきており、親子共々東京の過熱する中受戦争についに巻き込まれてしまったという感じです。

 

テストの結果ではなく、日々の勉強習慣、勉強姿勢が大切であることを、息子にも僕自身にも言い聞かせる必要がありますね。

 

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賞状

6月マンスリーの結果を受けて、息子が賞状を貰ってきました。

小2に2月から早稲アカ通塾を開始して1年と3か月、彼がテストで出した初めての成果です。

賞状を渡す際には、先生が賞状を読み上げ、最後に該当者の名前を呼ぶのですが、先生が読み上げている間、生徒間ではクラスで優秀な生徒を『あいつだあいつだ』みたいな感じで皆が指さし合うそうです。

息子は、いつも優秀な生徒が皆から指さされる中で、急に自分が呼ばれた驚いた、と嬉しそうに話してくれました。

 

今回の成績は、GW10日間という十分な復習期間があった、算数の単元が和差算という早稲アカ時代にマスターした得意単元だった、テスト直前には通常授業の復習を後回しにしてまで試験範囲の理科と社会の復習を優先した等、GW・既学習単元という特殊要因と直前対策によるブーストの結果なので、全く本来の実力ではありません。

 

おそらく、7月の組み分けでは実力通りの結果となり、クラスも大きく下がるでしょう。

 

ただ、今回の賞状獲得を期に、頑張って勉強すれば成果が出るということを息子が理解し、そこに喜びを見出してくれるようになってくれれば、こんなにうれしいことありません。

 

普通の子供にとって、勉強なんて辛いばかりで楽しいことではありません。

ただ、そこに、問題が解けたらすっきして気持ちよいとか、テストで良い点を取ったら表彰されて気分がいいとか、そんなささやかなカタルシスがあることを知れば、勉強の辛さも少しは緩和されるのではないかと思います。

 

 

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7月組み分けテストに向けて

6月マンスリーが終わったばかりですが、1か月後には7月の組み分けテストが迫っています。

組み分けテストは、範囲無しの実力テストのため対策のしようがないのですが、我が家では、過去の5単元×3か月分の復習の機会と捉え、組み分け対策の名目で3か月分の総復習を行いたいと考えています。

 

マンスリー、復習、組み分けを問わず、定期試験の対策をすることについては賛否が分かれるようですが、僕自身の資格試験における専門学校時代の経験から、勉強期間が長期に渡る試験については、目先の範囲有りの試験にしっかり対策することが、最終的には範囲無しの実力テストでも戦える地力をつけるための最も効率良い方法だと考えています。

資格の専門学校でも、月々のテストに万全の対策をして成績上位を取っていた人が、最終的に合格していきました。

 

もちろん、日々の学習ルーチンに、月々の定期テストのための復習の時間を上手く織り込んでいる人が一番強いのは間違いありません。

ただ、それが無理でも、定期テストの前にたとえ一夜漬でもその試験範囲の復習をがむしゃらにやり抜いた人は、実力試験でもそこそこの好成績を収めていました。

 

人間は1年や2年も先のことを目標に頑張り続けるのは不可能ですが、1カ月先の目先のテストのためなら踏ん張れるものです。 

 

ですので、我が家では、『範囲なしだから対策もしない』という選択はせず、無駄に終わってもいいので、クラス分けテスト対策という名の悪あがきをしようと思います。

 

とはいえ、マンスリー対策のための1か月分の復習だけでもギリギリの我が家では、3カ月分の復習を完璧にこなすのは到底不可能です。

 

そこで、対策内容を絞ることにしました。

つまりは、ヤマをはります。

 

■算数

算数は組み分け対策はしません。

算数については毎日20分ほどかけて、単元関係なく過去に間違った基礎力定着テスト・デイリーチェック・テキストの問題を抜粋して3~4問やっているため、これで復習できていると信じることにします。(残念ながら、現実には、同じ問題を3回も4回も間違って、親子ともに落ち込むことの繰り返しですが)

そもそも、算数は範囲が広すぎて、いまさら4カ月分を見直すのは我が家では不可能です。

 

■国語

国語は、マンスリー対策で洗い出した苦手な漢字(熟語約20個)を再復習するのみとします。

言葉ナビは2ページ/日のペースで毎朝こつこつやっているので、このペースを維持し、特に対策はしません。

本当はコトノハの見直しもしたいのですが、理社に時間を割くため、ばっさり捨てることにしました。

 

■理科

理科は全単元を浅く広く復習するか、単元を絞って狭く深く復習するかで迷ったのですが、息子の記憶力を考慮すると全範囲をカバーしようとすると重要ワードをうろ覚えのまま進んでしまいそうなので、単元を絞って復習することにしました。

復習テストまでに4単元を復習する時間があると見込まれるため、定着が甘いように感じる、『太陽』『星座』『月』『食物連鎖』を学習しようと思います。

『磁石』『電気』『電磁石』は5月中に一度復習したため、組み分けテストには上記と併せて7単元にヤマをはって臨むことになります。

15単元中の7単元なのでカバー率は低いですが、ヤマが外れても復習して身に付くことに変わりはなく失うものはないため、この作戦でいきます。

 

■社会

理解の復習に重点をおくため、社会は隙間時間での対策になりそうです。

今週より、算数の抜粋問題の復習に使っていた時間のうち5分をデイリーステップ又はデイリーチェックどちらか1枚の復習に充てており、これで全範囲のキーワードをざっと復習します。

また、覚えることが多い単元である、北海道、東北、雨温図、野菜(高冷地農業・促成栽培)については、テストまでにどこかで時間を作って復習したいと考えています。ただ、理科の復習でギリギリになると思われるので、優先順位は低めで予定しています。

 

2月の入塾以降、毎週毎週の授業や月々の定期テストについていくだけで精一杯だったため、正直、3か月に一度の組み分けテストについては準備する心の余裕も時間もありませんでした。

しかし、毎回の組み分けテストの度に今回のように場当たり的な対策を打つのは親子ともに相当なストレスなため、やはり3か月に1度の組み分けテストを見越してその対策を日々のルーチン学習に織り込んでいく必要があると考えています。

ただ、今は時間的にその余裕がありません。

まずは、毎日5分の社会のデイリーチェック/デイリーステップの見直しのように、細切れの短時間でできることを少しづつ日々の学習の中に取り入れて行こうと思います。

 

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6月マンスリーテスト結果

かなり気合を入れて対策をした6月マンスリーですが、期待以上に良い結果が出ました。

 

6月マンスリー 算>4科>3科>理>60>社>55>国>50

 

【過去】

4月マンスリー 社>60>55>4科>理>算>3科>50>国>45

 

小3の早稲アカ時代を含めても、総合の偏差値が60を超えるのは初めてです。

 

■算数

計算問題や前半の小問がノーミスだったのが最大の収穫です。後半の正答率が低い問題はほぼ間違っていましたが、これが息子の実力で取れる最高得点だったと思います。

計算がノーミスだったのはこれも早稲アカ時代を含めて初めてです。たまたま運が良かっただけという説が濃厚ですが、5月から始めた『計算コンテストで間違った問題だけを集め、新たなプリントとして再構成して解きなおす』という試みが少しは効果があったのかもしれません。

 

■国語

漢字・知識は一問ミスでした。

読解問題は選択問題も記述問題もボロボロといういつものパターンでしたが、今回は4月のマンスリーとは異なり、読解問題の2問目にも時間を割くことができたようで、拙いながらも記述問題を全て埋めて部分点を獲得していました。国語は漢字・知識以外はほぼ時間を割けていない科目なので、今はこの出来でも十分と思うしかないです。

 

■理科

理科は偏差値だけ見るとそこそこ良いのですが、内容的には結構取りこぼしたなという感想でした。分かっているはずの問題をポロポロ落としていました。理科は、算数以外で最も時間を費やしている科目なので、取りこぼしを減らして、得意科目と思ってくれるような状態になって欲しいです。

 

■社会

社会も理科同様、もったいない取りこぼしが多いです。知っているはずの知識をテストに解答として引き出せない状態だと思います。社会は、漢字が多いため、勉強の際もインプット中心でアウトプットの時間があまり取れていません。ただ、覚えるだけで精一杯なので、問題演習を何度もやる余裕がないのも事実。こちらは、今後の成績次第では勉強のやり方(インプットとアウトプットのバランス)を変えていく必要があるかもしれません。

 

問題点は依然として山積していますが、とりあえず、親子共々気合を入れて勉強した6月マンスリーでそれなりの結果が出て、ほっとしています。

息子も、マンスリーテスト前に『クラスが落ちるのは嫌だから、ちょっと緊張する』とボソッと言っていたので、とりあえずクラス落ちがないだけでも、安心しました。

毎週泣きながら覚えた白地図が無駄じゃなかったと思ってくれて、今後はもう泣かないようにしてくれたら言うことはないのですが。。

 

結局、6月マンスリーの結果がどうであろうと、7月のクラス分けテストで全てひっくり返ってしまうので、マンスリーの結果は暫定以上のなにものでもないのですが、とりあえず、今はよく頑張った息子と少しだけ頑張った自分自身を労ってあげようと思います。

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全国統一小学生テストと6月マンスリーテスト

全国統一小学生テストがあったようですが、我が家では当然受ける余裕もなく、通常の学習メニューをこなしました。

 

全国統一小学生テストは3年生の6月に一度受けましたが、11月のテストはパスしました。理由としては、十分に戦えるだけの学習蓄積がなく、復習にも時間が取れない我が家の状況では、受けるメリットがないためです。

今回も同様の理由で受けませんでした。今後も受けることはないと思います。

 

 

週末は、恒例の地理の白地図暗記タイムがあり、こちらも恒例の息子の泣きべそタイムがありました。

北海道、東北地方ときて、関東地方は流石に3回目なので慣れて欲しいのですが、息子的にはやはり地理の暗記は苦しいようです。

 

ただ、息子も、白地図暗記からは逃げられないとは分かっているようで、泣きべそタイムも徐々に短くなりつつはあります。

 

さて、今週の6月マンスリーに向けて、直近5回分の理・社・国(漢字)の復習を進めています。復習をしていて痛感するのは、たかだが1カ月前の内容にも関わらずかなり記憶の抜けが多いということです。

 

やはり、日々の学習ルーチンに、前回以前の理・社の復習を組み込み、ルーチンを回すだけで、過去の単元も自然と復習できるようにしていくことが絶対に必要だと思うのですが、毎週の単元の学習に追われてその時間が取れないのが現状です。

朝勉にあと20分だけでも追加できれば、復習体制が確立できるのですが・・・。

 

ただ、マンスリーテスト・復習テストを目標に、1カ月分の単元になんとか食らいついて行けば、その1カ月1カ月の積み重ねが範囲無しの実力テストである組み分けテストにもつながっていくと思いますので、できないことを嘆いてばかりおらず、できることをできる範囲で地道に積み上げていくしかないですね。

 

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クラス昇降とやる気の関係

暗い投稿が続いているので、一つだけ明るい話を書きたいと思います。

 

息子は4月のマンスリーで社会がまぐれ当たりし、実態はボロボロながらコースは3段階アップしました。

 

クラスアップしたとはいえ3科目偏差値は50未満で、下手をするとクラス落ちすらあった酷い内容だったのですが、そんなことは露知らず、息子はクラスアップを素直に喜んでいました。

 

このように、クラスアップはしたものの親としては手放しでは喜べない状況だったのですが、予想外のリターンがありました。

このクラスアップを契機に息子の勉強態度が少しだけ前向きになった気がするのです。

本当に小さな変化でもしかしたら一過性のものかもしれませんが、これは小2の3月から塾通いを始めて、息子が見せた初めての勉強への自主性かもしれません。

 

我が家では、家庭勉強の際の怠慢や同じミスを繰りかえしを叱ることはあっても、テスト結果がいくら悪くても怒ることはしてきませんでした。

これは息子が通塾を始めてから、常に意識してきたことです。

テストの結果についても、あまり興味がないふりをしています。

 

これは、テスト結果について、メンタルが弱めの息子にプレッシャーを与えないように配慮したものでした。また、競争心が薄い息子は、テストの結果やクラスの序列に興味がないものと思い込んでいました。

 

ところが、どうやらSapixに行っている小学校の友人の間で、『お前は何クラス?』『今回のテストでクラスが上がった?下がった?』、『〇〇君はα1に上がった、〇〇さんはαから落ちた』的な話が繰り広げられているようなのです。

 

また、息子は社交性だけは高いので、Sapixのクラスが変わる都度、すぐに仲の良い友達ができるのですが、今回のマンスリーでは仲の良い数名が同じクラスに上がれるようで、『上のクラスでも一緒に頑張ろう』という話をしているようです。

 

このように親が敢えて避けていたテスト結果の優劣やコースの序列の話が子供の世界の中では日常的な話題になっているようです。

そして、このような環境下で、内容はともかく結果的に3クラスアップした息子は、そのことになんとなく優越感や自負を感じ、これが少しだけ勉強に前向きになったという変化につながっているようなのです

 

子供達の世界に塾のクラスによるヒエラルキーが持ち込まれることの良し悪しはおくとして、テストの結果が上手く動機付けになって少しでも自主的に勉強に取り組んでくれるようになれば、こんなに素晴らしいことはありません。

 

優等生は、テストで良い結果が出る→クラスが上がる→やる気が出てより勉強する→テストで良い結果がでるというポジティブスパイラルが上手く回ってるんでしょうね。

 

一方で、テスト結果による動機付けは、結果が悪かった際には逆回転しかねない諸刃の剣とも言えます。

 

ほんの少しだけ芽生えた息子のやる気がいい方向に転がっていくことを願ってやみません。

 

 

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