上京パパの中学受験奮闘記(2022年受験)

地方から上京してきた父親が長男(現小4)の中学受験に右往左往するブログです

夏期講習

夏期講習も1サイクル(3日授業+1日休み)が終わり、なんとか復習スタイルが確立できつつあります。

 

夏期講習が始まる前までは、春期講習で復習が全く間に合わず国語を全捨てした恐怖がよみがえり、戦々恐々としていたのですが、蓋を空けてみれば理・社・算がほぼ復習で内容がかなり薄いため、想像していたよりは食らいついていけそうな様子です。

 

とはいえ、1日にこなすべき量は多く、処理と記憶の定着が遅い息子はギリギリついていっているのが実情です。

 

SAPIXから帰宅後、翌日のクラスまでのスケジュールは概ね以下のとおりです。

 

昼30分:国語の要漢字(新規1日分・復習1日分)、前日の算数の復習2ページ

夕方60分:国語の復習(国語がない日は社会)

夜45分×2:算数、理科テキスト復習と確認問題2ぐらいまで

翌朝30分:国語の要漢字(前日実施分復習)・算数基礎トレ

翌朝60分:理科残り

 

毎日4時間30分も勉強に費やしており、正直、時間的にはやりすぎだと思います。

ただ、それでも完全には終わっておらず、算数の計算コンテストを捨てており、かつ理科の確認問題5以降は休みの日に解く形なので、実質的には回っていません。

 

集中がもたずダラダラやったり、なかなか理解・記憶ができず、同じところを繰り返しやるはめになるため、ここまで時間がかかってしまっています。

集中力・理解力がある優秀なお子さんなら、この半分の時間で間違いなく終わっているでしょう。

 

息子のメンタル面では、夏期講習初日に、予想どおり『こんなに勉強するのは無理』という爆発がありました。しかし、なんとかなだめて初日をやり遂げさせると、案外知っている知識の確認が多く、精神的には楽だということに気付いたようで、機嫌もなおり、2日目以降は比較的穏やかに回せるようになっています。

 

4年生の夏休みで毎日4.5時間も勉強するなんて、率直に言うと、狂気の沙汰です。

ただ、親がそう持って行っているとはいえ、息子は今の環境をそういうものだと受け入れ穏やかに過ごしているので、『ここまでしなければついていけないのであれば、そもそも中受に向いてないのでは?』という自問について、今は押し殺し、敢えて考えないようにしています。

 

たとえ中受まで辿りつけなくとも、今学習していることは全く無駄にならないというのも、嘘偽りのない本心です。ただ、息子の様子をしっかり見守って、異変が生じたらいつでも撤退する覚悟は持っておきたいと思います。

 

個別科目で見ると、想定以上に時間がかかっているのが国語の要の漢字です。現在、ようやく19回目まで到着し終わりが見えてきましたが、書けるはずの漢字をポロポロ間違えており、その直しで余計な時間がかかっている状況です。

 

今まで、息子の記憶力は良くも悪くもないという評価をしていましたが、最近になって言語領域(特に漢字)の記憶が弱いような気がしてきました。

星座(1等星の名前・色・形)、液性による色の変化(ヨウ素液・BTB液)等、新しい言葉(漢字)がでてこない暗記項目については、こちらが拍子抜けするぐらいあっさりと覚えてしまいます。また、図形的な暗記項目(星座の形や都道府県の形)も特に覚えさせようとしなくても、頭に入っているようです。

一方、漢字が絡む新しい言葉(国語漢字、社会の地名、理科でも合弁花VS離弁花等の用語)については、言葉そのものも漢字も何度やっても覚えられず、覚えてもしばらくしたら忘れてしまっています。

このあたりの記憶の癖が、理科>社会の点数差に表れているのかもしれません。

言葉の記憶が弱いと社会の歴史で相当苦しみそうなので、今から怖いです。

 

お盆には旅行&帰省があり、夏期講習修了後のSAPIX休講期間にも種々の予定があるため、夏期講習がない日にがっちり復習という体制が取れないスケジュールなので、日々のクラスの復習をその日中に終わらせる形でなんとか回わしていければと思っています。

 

とにかく、息子のメンタルが平和なまま、無事夏が終わってくれることを祈るのみです。

 

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