上京パパの中学受験奮闘記(2022年受験)

地方から上京してきた父親が長男(現小4)の中学受験に右往左往するブログです

通塾後の変化 5月14日(小3)

早稲アカに通塾し始めて約3か月が経過したので、通塾開始以降、できていることできていないことをまとめてみました。

 

◆できていること

①朝勉の定着

毎朝の通学前に、公文とWeekly Compassを終わらせる朝勉を、3か月間なんとか途切れずに続けることができました。

 

②塾の宿題の継続

毎週の塾の宿題に遅れずについていくことができています。

 

③生活習慣の改善

目標である21:00就寝→7:00起床は達成できていないものの、21:30前就寝→7:00起床は達成できており、ある程度規則正しい生活ができるようになりました。

 

 

◆できていない点

①自主的に勉強する

息子が自主的に勉強することはまだありません。親に言われて、又は、勉強の後のテレビやゲームに釣られて、渋々やっている状態です。

 

②読書

本は色々と与えているのですが、いまだ怪傑ゾロリ以外は読みません。息子は暇な時間が嫌いなので、テレビもゲームもできないちょっとした空き時間にはずっとゾロリの本を読んでいます。他の本の面白さに目覚めてくれれば、読書という娯楽のなかで日本語力を強化するという理想の展開になるのですが、実現は難しそうです。

 

③難問へのチャレンジ精神

特に算数で実力以上の難問になると、とたんに機嫌が悪くなり、『こんなのできない』とゴネ始めます。逆に、単なる計算問題やパターンを熟知した問題については、比較的前向きに取り組むようにはなってきています。チャレンジ精神については息子の心の成長を焦らずに待つしかないですね。

 

その他にも細かい点を挙げるとできていないことは沢山ありますが、そもそも通塾当初は学習習慣すらなかった息子が、毎日の塾の勉強をこなすようになって来ているのですから、全体的には大きな進歩だと思います。

特にできていることの3つは、毎日の生活習慣、勉強習慣に関するもので、これが徐々に整いつつあるのは、本当に評価すべきことです。

生活・学習習慣については、本来、幼稚園から2年生まで間に親のサポートで徐々に形成すべきところを、親の計画生の無さから新3年生になって突貫工事で整えたものなので、息子の負担も相当あったに違いありません。

 

今後の3か月では、算数において小数、ベン図、立体図形、条件整理と息子が苦労しそうな未知の単元に入る予定で、また、過ごし方で学習進度に大きな影響を与えそうな夏休みというビッグイベントが控えています。

 

息子のメンタル面にも配慮しながら、ここまでの3か月の調子を維持できるように、慎重に進めていきたいと思います。

 

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4月マンスリーテスト結果 5月7日(小3)

4月のマンスリーテストの結果が出ました。

 

結果は、偏差値60>算数>総合>国語>55でした。

【メモ】

4月 偏差値60>算数>総合>国語>55

3月 偏差値55>算数>総合>国語>50

 

偏差値的には3月よりアップしていましたが、早稲アカの説明によると新規塾生が増えるにつれて平均点は低下傾向、偏差値は上昇傾向になるとのことで、あまり参考にならないかもしれません。

 

個別に見ると、算数では、初見の大問に果敢に挑戦し小問1で正解をもぎ取っていたのが、褒めポイントでした。息子は自分の能力を超えたことに挑戦するのを異常に嫌がる性格で、勉強している時でも少し複雑な問題になると途端に愚図るのですが、早稲アカに行き初めて少しずつ気持ちの持ちようも変化しているのかもしれません。

一方で、単純な計算ミスが2か所あったのが残念でした。計算ミスについては演習の絶対量が足りていないので、日々の積み重ねで少しずつ改善していくしかないですね。ただ、公文や塾の宿題を横で見ていると、2カ月前よりは正確性もスピードも向上してきており、そこまで悲観はしていません。

応用問題や条件が複雑な問題については、依然として太刀打ちできない状態が続いていますが、点数アップのためにと応用問題に変な色気を出さず、今のところは粛々と基礎を固める方針で良いと考えています。

 

国語は、漢字・慣用句で一問だけ失点がありましたが、日々の学習段階から国語の知識系分野については定着度の高さが感じられており、特に問題はないと考えています。

国語の課題は引き続き読解です。

今回の読解問題は比較的平易だったと思うのですが、とり切れてない問題が多く、先が見えない状態です。問題文が読み切れていない部分と、設問の意味が理解できていない部分が混在しており、ざっくり言ってしまうと語彙力不足と読解力の地力不足です。

 

現状は、Compassと練成問題集について、①読解問題を音読→②設問を解く→③文中に出てきた語彙の確認という流れで行っていますが、やはり演習量が不足しているのは否めません。

とはいえ、読解問題をやるのは時間がかかるので、他の教材に手を出す余裕もなく、今はこれが精一杯です。

せめて読書習慣が付いてくれればと思い、手を変え品を変え色々と読書を促してはいるのですが、息子が自発的に読む本は未だに『かいけつゾロリシリーズ』だけです。

読書は、本人が望まないものを強制しても全く意味がないので、現状では勉強だけで読解力のアップを図るしかありません。今後は、時間が取れる夏休みにでもふくしま式等の国語用教材をやってみたいと思っています。

 

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4月マンスリーテスト 4月26日(小3)

今週はいよいよ2回目のマンスリーテストです。

 

マンスリーテストの結果そのものには意味はありませんが、早稲アカの毎週のクラスについていくだけで精一杯の我が家では、勉強のペースメーカーとして、マンスリーテストに向けて勉強をさせることを意識しています。

 

方針としては、難易度が高い問題はスルーして、基礎的な問題と簡単な応用問題を何度も復習することにしています。

算数なら基礎問題・練習問題・応用問題まで、国語なら漢字と語句(慣用句・諺)はしっかりおさえるといった具合です。

 

マンスリーの得点を考えると、算数のチャレンジ問題(軽い思考系・条件が若干複雑な問題)や読解テクニック等にも踏み込みたいのですが、基礎を何度も間違えるレベルなので、そこはぐっとこらえて繰り返し練習させています。

 

マンスリーテストの点数そのものに意味はないと言ったものの、結果があまりに悪いと息子がただでさえ少ないやる気を無くしてしまうことが危惧されます。

勉強時間は通塾生としては全く足りてないのですが、息子本人的には相当勉強したという認識なので、そこはある程度報われるような結果が欲しいところです。

 

算数、国語ともに基本問題をミスなく取ることができれば、それなりの形になるとは思うのですが、何度復習してもミスをしていたり、理解が乏しいところがあるので、なかなか厳しいかもしれません。

 

そんな親の心配をよそに、息子は、夕食に好きなものを食べて良く、20:30までゲームやり放題というマンスリーテストの日をいまかいまかと心待ちにしています。

 

長い受験生活はまだ始まったばかりですので、今はこの程度の低い意識で気楽にいくのが良いかもしれませんね。

 

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親の力で子供を勉強好きにできるのか 4月19日 (小3)

息子が今年2月から早稲アカに通いはじめ、約2カ月が経ちました。

 

それまでは、公文を2カ月と七田のプリントを気が向いた時に1日1枚やっていた程度で学習習慣がほぼ皆無でしたが、通塾を始めてからは朝20分、夕方30分、夜30分の勉強を、小間切れながらなんとかこなすようになりました。

 

しかし、日々の学習習慣が完全に定着したとは到底いえず、朝の20分は公文への着手が遅く時間切れになることが多く、また夕方や夜の勉強は習い事や友達との遊びの関係でスキップする日が結構あります。

 

なにより、本人が勉強に乗り気ではない、親に言われて渋々やるというレベルから抜け出せていないことが最大の問題です。

 

『勉強が好きじゃない子』に無理やり勉強させても意味がないという批判はもっともなのですが、勉強嫌いの子供をそのまま放置しても自然に勉強好きになる訳がありません。

両親が上手く導いて勉強好きに育て上げ、自主的に勉強するように筋道をつけるのが理想なのでしょうが、僕の力量ではそれもなかなか難しそうです。

そもそも、同じ両親の下で育っても、兄弟で勉強好き/嫌いのキャラが分かれるパターンも多く、育て方・導き方のみで子供の勉強意欲が完全にコントロールできるとは思えません。

生まれ持った気質の差がかなり大きいように思います。

 

とにかく、我が家の場合は、勉強嫌いの気質の息子と理想的に導くほどの力量のない親の組み合わせですので、その現実を踏まえた上でどのように日々の勉強に取り組ませるのかということを考えるしかありません。

 

大袈裟に褒めたり、説得したり、語気強くいさめたり、アメで釣ったりと手を変え品を変え色々試していますが、息子の気分次第で奏功したり外したりで、安定しません。

唯一、夜30分勉強したら、30分ゲームができるというアメだけは効果があり、なんとか夜の勉強時間を確保できている状況です。

 4月から奇跡的に上のクラスに上がったことで、勉強に熱が入るかもと期待したのですが、残念ながらそのそぶりは微塵もありません。

 

勉強そのものに面白さを感じ勉強好きになってくれればベストですが、現状の息子にそれを期待するのも酷な気がします。

そして、僕自身も小学生の頃は勉強が好きではありませんでした。

そんな僕としては、勉強自体は好きにならなくても良いので、やるべき勉強をこなしたことに達成感やカタルシスを感じるようになって欲しいと思っています。

 

自分の小学生時代を振り返ると、僕は勉強が好きではありませんでしたが、学校や塾での成績は比較的いい方でした。それは、僕がタスクの処理に快感を覚えていたことが主因だと思います。学校の宿題が終わらないと遊びに行けない家庭内ルールだったため、学校の休み時間や自習時間に宿題を終わらせていました。また、夏休みに前に渡される一日1ページずつやるドリルのような問題集も、終業式の日に終わらせてスッキリしていました。さっさと終わらせておかないと気持ちが悪いという心境だったように記憶しています。

 

勉強が好きではない息子も、なんとか当時の僕と同じ心境に誘導できないかと考えています。

例えば、『ゲームをやるために勉強をしないといけないなんてつらい』という考えを、『勉強をさっさと終わらせれば気兼ねなくゲームができてラッキー』という方向に転換させることができれば、勉強に対する感じ方が『辛くて大変なもの』から『処理すればいいだけのタスク』に変わるのではないかと思うのです。

30分勉強して30分ゲームという現実は一つなので、それをどう捉えるかだけの違いです。

まあ、それが難しいので苦労しているのですが。。。

 

とはいえ、通塾開始まで1日の勉強時間が15分にも満たず、朝昼夜とテレビ・ゲーム漬けだった息子が、テレビの時間は半分に減り、勉強も一日平均1時間はするようになっているので、着実に改善はしてきているのも事実です。

 

進歩の遅さに日々やきもきしますが、息子のペースに合わせながら少しづつ軌道修正していくしかないですね。

 

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割り算の暗算 4月16日(小3)

ようやく公文が割り算の単元(C111~120、あまりのない割り算1桁)に入りました。

おそらく、小3から通塾している子供達の中では、息子の計算の先取りレベルは最後尾でしょう。

何度か書いていますが、計算の先取り(≒息子の場合は公文算数)への取り組みが遅れたのは、両親の東京の中学受験に対する認識が甘すぎたことが原因であり、完全に親の失策です。いつまでも後悔していても仕方がないので、この反省は下の娘に活かしたいと思います。

 

さて、息子が1桁の割り算の公文プリントに取り組んでいるところを横で見ていて気が付いたのですが、答えを反射的に書ける問題と少し考えないと書けない問題があり、得意問題と苦手問題のスピードの差がかなり大きいです。

例えば、81÷9=については思考時間ほぼ0で瞬間的に答えを出せているのですが、48÷6=については、頭の中で九九を6×1、6×2・・・と唱えて、6×8に辿り着いているようで時間がかかっています。

1桁の割り算なんて問題数をこなすうちに自然と暗記してしまうとは思うのですが、定着していない一桁の割り算については、そこだけ抜き出して反復練習させるか、意識的に暗記させてしまう方が効率が良い気もしています。

ただ、現在、公文のプリントで1桁の割り算のセクションの3周目なのですが、明らかに1度目よりも全体的な処理スピードが上がっており、息子本人も気持ちよく取り組んでいるので、現時点ではあまり口出しをしないようにしています。

公文のプリントが次のセクション(あまりのある割り算)に移行した際に、先の単元に穴があるようならその苦手部分だけを抜き出して対策したいと考えています。

 

以降は、数年後の娘の学習のための備忘録ですが、九九を覚えた次のステップとして、2桁×1桁の掛け算ではなく、九九の逆・1桁の割り算を学習した方が効率的なのではないかと考えています。

現在、息子には公文とは別に2桁×1桁の暗算の練習をさせているのですが、これが定着するにつれて、まだ練習に取り掛かれていない2桁÷1桁の暗算や3桁÷2桁の暗算が自然にできるようになってきています。

結局、割り算の計算そのものは掛け算の逆を探す作業なので、同じ桁数の掛け算の習熟(≒暗記)とセットで学習した方が、定着が早いのではないでしょうか。

 

息子のようにほぼ先取りがないようなケース(学習単元に対して相応の年齢に達している場合)では多少の単元の入れ替えは誤差の範囲でしょうが、幼稚園や1~2年生からかなり先の学年の計算を先取りするのであれば、単元の進め方について極力効率を追求するべきだと思われます。

娘については、計算への取り組みを早めに開始して、九九→九九の逆・1桁の割り算→2桁×1桁の掛け算→2桁÷1桁、3桁÷1桁の割り算という進み方で効率性を追求してみたいところです。

 

ちなみに、公文は、九九(~C50 )→2桁×1桁(C51~100)→3桁・4桁×1桁(C101~110)→九九の逆(あまりのない割り算)(C111~120)→あまりのある割り算(C121~160)→2桁÷1桁(C161~180)→3桁÷1桁(C181~200)という進み方になっています。

娘に公文をやらせるかについてはまだ決めていませんが、公文を使うとすれば、家庭学習で九九とあまりのない割り算を学習してから、公文を開始するという進め方が候補としては考えられます。 

 

また、早稲アカ3Jクラスでは、1カ月目(小2の3月)であまりのある割り算(筆算不要)が完了、2か月目(小3の4月)で割り算の筆算(3桁÷2桁も含む)が完了というペースで進みます。

そもそも、塾での学習の主眼は計算の習熟ではなく、割り算の概念を活用して文章題を解くことなので、通塾と並行して割り算の計算力自体を鍛錬する状態(息子がまさにその状態なのですが)になると、子供にかなりの学習負荷がかかります。

小3は1日の学習時間も短いですから、その短い時間の多くを計算力強化に取られてしまうと、塾のペースに付いていくことすらままなりません。我が家でも、計算演習をしつつ早稲アカの1週間の課題をこなすだけで一杯一杯の状態です。

 

 とにかく、小3からの通塾を考えている現小1、小2の親御さんには、計算の先取りだけはできるだけ早めに着手しておくことをおすすめします。

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クラスアップ 4月12日(小3)

早稲アカから連絡があり、今月より上のクラスに上がれることなりました。

 

マンスリーテストの偏差値的には上がるほどの成績ではなかったため、4月入塾の生徒が何人か入った関係で、上下クラスの人数調整が行われたのではないかと推測しています。

僕としては、勉強を頑張って偏差値がドーンと上がり晴れて上位クラスへという流れで成功体験を感じて欲しかったのですが、昔からの友達が上のクラスにいるため息子は上機嫌です。

 

早稲アカの電話では、『上のクラスは大変なので、付いていけないようなら下のクラスに戻ることもできます』と言われたことも気になっています。

 

先日、息子が最初のクラスに参加してきたのですが、授業の進みがかなり早く、後半は先生の解説のメモも取れずに帰ってきました。

4月から早稲アカが週2回となり、塾で過ごす時間が1日増えて家で勉強できる日が1日減っている状況なので、早稲アカでの授業中の学習効率を上げて行く必要があります。

息子は、算数の先取りが全くできておらず、また、国語についても読むスピードが依然遅いので、上位クラスのスピードについていくためには、予習も含めた対策が必要であると感じました。

授業を聞かなくなるので予習を禁止する塾も多いそうですが、全く理解できないまま塾での時間を漫然と過ごすのは全く意味がないため、塾での学習体験を毀損しない範囲でクラスについていける予習体制を考えてみたいと思います。

 

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公文進捗 4月6日(小3)

ついに3年生がスタートしました。

 

3年生になり早稲アカも週2体制になります。

早稲アカが週2となることで、塾以外の運動系の習い事×2(各週1日)と公文(週2日)の整理を迫られました。

色々悩んだ結果、ただでさえ少ない運動量をこれ以上減らす訳にはいかないという判断から、公文を週1日に削ることで微調整しました。

 

その公文ですが、なかなか進捗が芳しくありません。

息子は小2の12月から公文を始めたのですが、今週からようやくCの110番台(九九の逆と割り算)に入りました。

息子が早稲アカに通い出す前は、息子の学習については妻に丸投げしていたため、公文の進捗も把握してなかったのですが、通塾開始以降は公文と早稲アカの復習とで限られた勉強時間を取り合うことになるため、公文についても僕が管理するようになりました。

 

公文算数は最初はスムーズに進んでいたものの、2桁×1桁の掛け算(筆算・C51~100)のセクションからは進みが停滞し、結局、2桁×1桁の掛け算で丸1カ月を費やすという結果になりました。

筆算の計算そのものは早くなっているものの、延々と続く計算に飽きが来ており、数問解いては休み、プリントのおもてが終わっては休み、1枚終わっては休みと、勉強効率があまりに悪い状態が続いていました。

計算スピードも速くなっていますし、解き直しも多くないため、なぜここまで執拗に同じセクションを繰り返すのか、息子に足りないのは何のか(スピード?正確性?)を教室に問い合わせてはどうかと妻に相談したのですが、妻はプロの判断に任せるべきの一点張りで突っぱねられてしまいました。

 

しかし、息子の進捗をそばで見る限り、2桁×1桁の筆算に1カ月もかけるのはいくらなんでもやりすぎな気がします。

せめて、後半の半月ぐらいは暗算の練習に費やすべきだと思いました。

 

実は、公文の2桁×1桁の掛け算(筆算形式で表示)は、本来は繰り上がりの数を書かせず暗算で解くものらしいのです。ところが、教室によっては筆算を許容しているところもあるそうで、実際、息子の教室では繰り上がりの記入はOKでした。

ただ、繰り上がりの数を書くことを許容すると、問題の算式が筆算の形で表示されている以上、子供は楽な方(筆算として解くこと)に流れてしまいます。

実際、後半の2週間は、繰り上がりの数を書かずに暗算で解くように息子を説得したのですが、筆算の方が楽だからと激しく抵抗され、渋々筆算のままやらせることにしました。

子供を説得できない親が悪いと言われてしまえばそれまでなのですが、そんなに簡単に言うことを聞いてくれる子供なら苦労はしないです。

愚痴っぽくなってしまいましたが、これについては教室の先生から暗算でするように指導が欲しかったですね。(教室の先生にお願いするべきか本気で悩んだのですが、プロに任せるべき教の熱心な信者である妻に、強烈に反対されまたもや断念しました。)

 

または、暗算の指導徹底が難しいのであれば、構成上C50~70は筆算形式、C80~C100は暗算形式という風にセクションを明確に分け、筆算を習得したら暗算に移行するというステップ式にしてくれるといいなと思ったりしました。(C90台には申し訳程度に10問に2問ぐらいの割合で暗算形式の問題があります)

 

結局、2桁×1桁の暗算は、公文とは別にドリルで練習させています。

 

塾の進度との関連でいうと、早稲アカのクラスでは既に割り算と計算の順序が終わっている状態で、それに関連する応用問題や文章題での習熟を図ろうとしている時に、単純計算力を強化するための公文が単元的に後追いにする形になるのは望ましくありません。

 

息子については親の判断ミスで公文開始が遅れたため今更嘆いても仕方がありませんが、下の娘が同じように中学受験をするならば、やはり小学校2年生で最低D(分数の導入部分まで)までは終了しておきたいところです。

 

ただ、娘に公文算数をやらせるかは正直迷っています。

公文の一つの単元を執拗なまでに繰り返すやり方を目の当たりにすると、できることの繰り返し学習が大嫌いだった子供の頃の自分がこれをやれるかと言われると絶対無理だからです。

市販のドリルを活用し、娘の進捗度に応じてある程度まで習熟したらどんどん次の単元に進める方式の方が、子供の精神的負担も軽くなるでしょうし、結果としての進捗も早まる気がします。

中学受験のみを考えるならば、計算力強化は各子供に完全に合わせたオーダーメイドの家庭学習で進めるの方が良いかもしれません。

 

一方で、僕が公文算数に期待しているのは高校数学での活躍であり、中学、高校以降の数学の単元について、親が子供の習熟度を正確に評価し、適切な教材を適時に与えていくのはかなり難しいように思います。

長期で見ると、小学低学年から淡々と公文を続けるのが正解という結論になるのかもしれません。

 

いずれにしても、子供はそれぞれ個性が異なりますので、公文が合う子もいれば、合わない子もいるでしょう。

結局、子供の性格に応じて、公文を使うかどうか、どのように活用するのかを親が判断していくしかないないのでしょう。

 

いろいろ書きましたが、僕自身に公文の経験がないので、公文のプリントの内容や進め方には個人的にとても興味があります。息子には悪いですが、僕の好奇心と娘の学習ための実験台として、このまま頑張って貰おうと思っています。

 

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